【注意】この記事は映画「君の心に刻んだ名前」のあやふやなネタバレを含みます。
ネットフリックスでこの映画を見た人は、ぜひ感想を自分まで!!
こちらの記事で触れた台湾ビルボードチャート。
自分が見た時は22位、ロングヒット中のこの曲が滅茶苦茶よくてよー!!
盧廣仲「刻在我心底的名字」
台湾バラード曲、
クラウド・ルーって、サマソニに来たこともあるし、単独で来たこともあるんだな。検索したらその時の記事がたくさん出てきた。来日公演歴の中だと、くるりの京都フェスにブッキングというのが非常にナイス。
すーぐ誰かカバーしてないかなってYouTubeで探すのな、自分は。
五月天、ジョリン・ツァイのカバーがすぐ出てきたんですけど、この曲、そんな豪華なライティングで披露するような曲じゃないと思うんだ・・・
なんと
秒でマイリストに保存しました。
本人がピアノで歌っていたりギターで歌っていたりする2分程度の公式動画はたくさんあるのですが、たっぷり聴きたいので約4分に丁寧にまとめてあるこちらを。
この動画のコメント欄に「クラウド・ルーは初恋、エリック・チョウは失恋」とあって、上手いこと言うな・・・
エリック、これライブで披露したりしないかな。
てかワールドツアーと称して日本に来たりしないかな。
どっかのアリーナで、宙づりの白いグランドピアノと共にバラード歌いながら上から降りて来たりしないかな・・・
こんな感じ↓
(
ちなみに案の定というか元
2023/4/30追記
「刻在我心底的名字」カバー、何と今年のツアーで歌ってる!!ファンカム色々あるので探してくれ。ただ最後、そんなこねくり回して歌わなくても・・・
【注意】ここから映画「君の心に刻んだ名前」のあやふやなネタバレになります。
それで本家様の上のPV、この曲が主題歌ならびに非常にいいシーンで挿入されている映画の映像を編集して使っているのですが・・・
めちゃくちゃ気になるよねこの映画。これ絶対いい映画じゃん。もうこのPV見ただけで分かる。
邦題「君の心に刻んだ名前」、ネットフリックスで見られます。
自分は我慢できなくてネタバレサイト、映画批評サイトをハシゴしたけどな!!
なので以下は、ネタバレサイト+批評サイト+PV+自分の想像力(妄想ともいう)による個人的な感想になります(えぇ・・・)
同性愛に不寛容な社会って、多分他の色んな事にも不寛容で締め付けが厳しい社会じゃないかなって思っているのですが、
この映画、初恋のように美しい映画、美しい悲恋物語で完結じゃなくて、昔戦った人達がいて、昔よりも自由と意思が尊重されるようになった現在にまで至って描いたというのがきっと監督の言いたかったことの一つだろうなとも思ったし、二人が大人になってからのエピソードはあってよかったと思う派です。自分は。
ただ、多分、これってハッピーエンドじゃないよな・・・
PV見た時はこの二人ハッピーエンドであってほしいなと強く思ったけれど。
ハッピーエンド=両思い、じゃないって辛いな。
自分たちの気持ちのせいじゃなく、時代のせいで別れても、時代がよくなってもあの頃の二人には戻らないんだろうなって思ってしまうのが切ない。
未練が残っているのはアハンの方だけど、バーディーの愛の方が深かったのかな・・・最後に二人が再会するところ、アハンはバーディーに声がかけられなくて、でもバーディーの方からアハンに声をかけたところもそんな気がした。見なかったふりしてすれ違うことだってできたのに。
どこかの批評サイトで「再会できたことがハッピーエンド」って書いていた人がいて、それが自分の感想に一番近かったんだけれど、でもそれがハッピーエンドってやっぱり切ない。
彼にバーディーって名前を付けたという映画「バーディー」へのオマージュもさることながら、思春期の閉塞感を抱えた二人が海に辿り着くところとか「大人は分かってくれない」だよなぁ。
最後に。この歌、この映画のアハン役を演じた俳優が歌っているバージョンもある。
【刻在我心底的名字】Your Name Engraved Herein|陳昊森 Edward Chen - YouTube
歌が上手い上に雰囲気がある。
またこのPVが演技中とビハインドのプライベートフィルム的な作りになっていて、胸にクる。