今日はTIOTの長兄、キム・ミンソンさんの話をしようと思います。
LOUDから彼を見ている人、Boys Planetから彼を見ている人、そしてBoys Planet終了後からRedstart Boys~TIOTの彼を見ている人
どこから彼を見始めても、LOUDの早い段階から彼が急速にラップとボーカルが上達し、瞬く間にオールラウンダーになっていったことを知っていると思います。
だから自分なんかはもう、ミンソンさんに関しては出来て当たり前を期待してしまうし、何の不安も感じていない。バチイケのミンソンさんがギャップ狙いの愛嬌ポーズを決めるという振れ幅も含めて「何でもできる」んです。
高いレベルのステージングを知らしめたTIOTのプレデビュー曲「百戦無敗」を経た今だからこそ言えることとしては・・・
Redstart Boys「愛を伝えたいだとか」(あいみょんカバー)を見た時のこと。
歌い出し、そして1サビ2サビの殆どを歌うミンソンさんを見て、ちょっと心配になったな。
ミンソンさんが凄すぎて、正直他の三人とかなり差があるなと・・・
よかったよ、百戦無敗はかなりパート割を考えてきていて。
サビの後にもう一段高音で歌うパートがあって、そこをクム・ジュンヒョンがこなせるようになっていたことと、サビに入るダンスのキリングパートをチェ・ウジンがつとめて、以後ダンスがどんどん上達していったこと。百戦無敗ではないけれど、プレデビュー後にラッパーのホン・ゴニが一曲丸々歌うステージがあるなんて、この時は微塵も思わなかったし。
TIOTはメンバー4人と少ない人数のグループで。
また4人が年齢があまり離れていないせいもあるのか、確かリーダーは決めていなかったはず。*1
でも要所でミンソンさんが締めているんだろうなと伺えるところは幾つもあって。
来日ライブの番宣挨拶、いつもミンソンさんが仕切って進めていくところもそうだし。
あるいは、三度目の来日公演ビハインド。
ステージに上がっての最終リハーサル。その微調整をメンバー達でやっているのは凄いなと思った。そして多分ミンソンさんのチェックが入っていて、主に彼がもう一回やりたいところを中心にさらっている(「百戦無敗」「Bungee」のリハーサルのあたり。Zepp Shinjukuでのリハーサル、5:40~8:00)
表現者はみんな繊細だと自分は思っている。だからこそあのステージと作り出すもののクオリティに繋がっているんだと思うし。
ミンソンさんがパフォーマンスに対して厳しいところがあるんだろうなということは、LOUDからの成長具合を見ただけでも分かるし、TIOTメンバーに対しての接し方が厳しくないだろうかときっと自分でも気にしているんだなと思う時も何度もあった。
上のホン・ゴニの記事でも取り上げた、TIOTメンバーが二人一組になっての対談動画。
キム・ミンソン×チェ・ウジン編。
その一番最後の質問(9:35~)
チェ・ウジン「心から私に言いたいことはありますか?」
キム・ミンソン「時々、癇癪を起しているような態度をとることがあります。が、それは本意ではありません。もっと注意を払わなかったことが残念です」
あるいはTIOT版TTT、メンバーで日帰りで遊びに行く回、そのPART3。焚火を囲みしんみりと語り合うメンバー達(この回特に大好きで何回も見てるな)
9:35~ぐらいから。
キム・ミンソン「元々僕はいつも末っ子でした。ここに入るまでは。どうしても初めて任された最年長の役割ですから・・・下手なところが結構ありました。今はまあどうかわからないんですけど、前は今よりもっとしてあげられなかったって申し訳ないし(以下略)」
こんなシーンを思い出すと、TIOTの最年長がミンソンさんで本当によかったなぁと思う。
(※なおこの二つの動画を見て、TIOTメンバーの中では一番、最年少のウジンが最年長のミンソンの一番の理解者なのではないかとも伺えて。この二人の関係性はまた別に書きたいなぁ)
TIOTのメンバーは四者四様でファン思いだなぁと思うことがたくさんあって。*2
みんなファン思いなんだけど、そのあり方がかなり違っていて。
TIOTメンバーを前にしてキョドって挙動不審になるオタクにニッコリと笑いかけてくれるのがホン・ゴニ。
ライブ会場の後ろや端っこにいる観客にもちゃんと目配せをして、目線を送ったり、二階席までボールを投げるような、よく見て、よく覚えているのがクム・ジュンヒョン。
キム・ミンソンのファンへの優しさはまた違っていて、他のメンバーがしんどい時に、他のメンバーが余裕がない時に、ファンに向けてアクションを起こしてくれる優しさがあるなぁと感じている。
メンバー4人のトップを切って、キム・ミンソンの誕生日生配信があったのだけど
[LIVE] 🐹𝙃𝘼𝙋𝙋𝙔 𝙈𝙄𝙉𝙎𝙀𝙊𝙐𝙉𝙂 𝘿𝘼𝙔🦊 - YouTube
この時は最初から最後までキム・ミンソン一人で。
でもその後の、ホン・ゴニ→クム・ジュンヒョン→チェ・ウジンの誕生日生配信の時にはキム・ミンソンは全部出演している(クム・ジュンヒョンの時は電話での出演)
夜中の誕生日生配信の時にそれ以外のメンバーは何をやっているかというと、自主練だったり、あるいは退勤をして思い思いの自由時間を過ごしていたり。要はファンには見せない貴重なプライベートな時間。
でもミンソンさんは、他のメンバーが出演したらファンも喜ぶかなと思ったんじゃないかな、それで他メンバーの配信時にちょっと顔を出すという行動になったんじゃないかと思っている。そして自分の配信の時には誰も来なかったのは、メンバーを気遣ったんじゃないのかなとも。
他にも。
三度目の来日の時、キム・ミンソンが「Wherever You Are」(ONE OK ROCKカバー)を歌った時のこと。
TIOTはプレデビューから韓国での小さな会場でのCD手売りと言っていいくらいのサイン会でも、EPのオリジナル曲やカバー曲をずっとたくさんライブしてきたのだけれど、
ミンソンさんは今まで他の会場ではやらなかった演目をぶっこんできた。
それは、何度も同じ曲をライブで見たコアなファンに向けて気遣ったんだと思う。
日々数多いライブに追われて、新しい曲を覚えてものにする余裕も厳しいメンバーに対しても。
そして。
本デビューが間近ではないかとファンの間では言われている現在。
そういわれている根拠は、あれだけたくさん上がっていた彼らのスナップ写真のupの度合いが減っていることと、TIOTのファンコミュニティbstageでの彼らの書き込みが途絶えていることなんだけど、
そんな中でキム・ミンソンのスナップショットがupされたり、普段は来ない朝方にキム・ミンソンがbstageにコメントを残したり。
TIOTが一番忙しくて大変な時に踏ん張ってくれるのが、キム・ミンソンなんだ、きっと。
長兄キム・ミンソンが髪を染め直した時が臨戦態勢だその時だ、と自分は思っているので。
TIOTの新曲を楽しみにしています。
Q「お前キム・ミンソンにそんな長文書くことあったの?ミンソンのこと大好きじゃん」
A「ええまぁ・・・(照れ」
ホン・ゴニの話
クム・ジュンヒョンの話