虹プロ2、いよいよ佳境に入ってきました。
佳境に入るということは辛い局面もあるということ。前回は脱落者が三人出たことについて長々と書きました。
Nizi Project Season2、メインボーカリストと目されていた三浦颯大。
彼が脱落した後、東京合宿ボーカル審査1位に輝いた「Home」(清水翔太カバー)のパフォーマンスを見返すと、また違った思いがこみ上げてくる。
芸術ってそうなんだ。普遍的な意味を持っている。普遍性があるからこそ、未来から過去を振り返った時に予言めいた意味を持ってくることがある。
三浦颯大「Home」(清水翔太カバー)Nizi Project Season2 Part1-5、41:18~ぐらいから。
これまでを振り返れば 浮かぶ笑顔や涙
それが僕自身の未来へ繋がると 信じている
心配ないよ まだ歌えるよ
ソウダイはオーディションの時、この曲をどこまで歌ったのだろう。
オリジナルの歌詞を見ると、その後のソウダイと重なる部分があって胸が詰まる。
こんなボロボロの夢 1人じゃどうしようもなかった
そんな時に出会った人々
1秒1秒成長してくみんな
だから出会えてよかった こうなれてよかった
心配ないよ まだ歌えるよ
彼が歌い続ける限り、またこの曲を歌うソウダイを見る機会があるはずだと自分は信じている。
その時はどんな風にこの曲を歌ってくれることだろう。彼がこの曲に込める気持ちも、この曲を歌うソウダイを見る自分も、東京審査の時とはまた違うはずだ。
皮肉なことではあるのだけれど、彼の挫折が、彼が生み出す音楽をより輝かせる。
ダイヤモンドは傷つくほどに輝く。
貴方のことだよ。唯一無二の歌声とたぐいまれなる才能とたゆみない努力を続けられる意志を持った人、三浦颯大、貴方のことだ。
この話の続きを書きました。