少し前にクム・ジュンヒョンの過去動画が話題になっていた。
胸に詰め物をして大はしゃぎでヨジャダンスを踊っているという動画。
この動画が話題になっていて、眉を顰める人がいたり、クムジュらしいと言われていることも、自分は後になって知った。
今の、TIOTのクム・ジュンヒョンを追っている人は殆ど話題にしていなかったからだ。知らなかったからなのか、知っていて話題にしていなかったのかは知らない。
「Boys Planetの時はクムジュって呼んでいる人がいたんだ」と、自分は変なところに感心したりした。
コンセプト評価(ボイプラではアーティストバトル)のオリジナル曲がピンとこず、Boys Planetをずっと最後まで見ていなかった。
いつかはBoys Planetでのクム・ジュンヒョンを知っておかないといけないなと思い、アーティストバトル開始のEP8から見始めたけれど、身構えていたはずの第二回順位発表式でダメージを受け、やっぱりその後を見ることが出来ていない。
クム・ジュンヒョンを好きになったのはBoys Planetが終わってからだったので、Boys Planetでは彼がデビュー出来なかったことを知っていた。
自分にとって、デビュー出来なかったファイナルよりも辛かったのがこの動画。Boys Planetファイナリストへのインタビュー「Last Words」
クム・ジュンヒョン登場は8:11~ぐらいから。
彼は言う。「実は僕はすごく真面目な性格なんですよ。うるさくてふざけるのが好きな人じゃないんですよ」
そして最後に弱々しく「本当です...」と言ったんだ。
この動画を見た後に、TIOT「百戦無敗」のPVを見る。
かわいそうに・・・
百戦無敗のPVはストーリー仕立てになっていて、このPVの考察を幾つか見たことがある。
曰く、Boys Planetをなぞった挫折からの再起。最初にホン・ゴニとキム・ミンソンが脱落し、続いてチェ・ウジンが脱落する。
0:55~ぐらいから。最後まで残ったクム・ジュンヒョンはどうだったかというと、喉のあたりをきつくつねっている。
Boys Planetでは思ったように彼のボーカルを見せることが出来なかったことの暗喩だと捉えることができ、
続く彼の回想シーンでは、彼の姿はぼやけていてはっきりと見ることが出来ない。
Boys Planetではいわゆる「面白キャラ」のレッテルを貼られて消費され、彼自身と乖離があったことのイメージだと考察している意見を幾つか見た。
でも多分Boys Planetでクム・ジュンヒョンが1pickだった人は、ただ彼が面白い人だったから好きになったわけじゃないと思うんだ。
ポジション評価、押し出されて希望の曲ができず沈んだ雰囲気のGang組で「僕がメインダンサーをやります」とリーダーシップを取り、振付や演出を考えたこと。
タクトやゴヌクに対する優しさ。
自分も余裕がない時に、人を笑わせてあげることが出来る優しさ。
彼が怒っているところを見たことがない。
(ホン・ゴニにじゃれるようにプンプンしているところは何度か見たことがあるけれど)憤怒を押し殺した不満げな顔をしていた記憶がない。
もっとも殆どのアイドルはそうなのかもしれないけれど。怒鳴るというのはバラエティでもない限り、男性アイドルには怖いマイナスのイメージがつくので。
韓国でのファンミーティングで泣きながら「僕だけでもデビューしてあげたかった」と言っていた。
Redstart ENMの他の練習生が脱落してゆく中、餌をぶら下げられるようにデビューを目前にして、きっと飲み込んだ言葉も多かっただろう。
薄く笑って弱々しく異議を唱える彼を見て、悲しくなった。確かに傷ついたんだなと。
貴方のことを初めて知ったBoys Planet初回評価「NUNU NANA」の動画に何度も立ち戻る。
今見直すといっそう目に浮かぶようだ。きっとジュンヒョンが「目いっぱいシールを貼ろう」と言い出し、それにゴニがノり、「ウジンも貼らなくちゃ」とけしかけられたんだろうなと。
NUNU NANAのパフォーマンスが終わった後、オールスターを貰ったジュンヒョンが雄叫びを上げ、その姿を微笑んで見守る三人のことを今でも思い出す。
この時彼らは、Redstart ENMの練習生として既に三年の付き合いがあったらしい。
ジュンヒョンのことを変な子とも面白い子とも思わずに、笑って見守っていた彼らのすべてが愛おしい。*1
TIOT正式デビュー100日記念のライブ
隣りにいるメンバーをどう思っているか言おうという流れになり、43:04~ぐらいから、キム・ミンソンがクム・ジュンヒョンのことをどう思っているかを語る(英語字幕→日本語へ翻訳して見るのをおすすめします)
ミンソン「ジュンヒョンはこんな風に見えるかもしれないけれど、彼は深く考えています。私も時々彼を誤解することがあります。彼の軽妙な態度のため『彼には考えがないのですか?』と思います。
でも、私たちが話すとき、彼は深い考えを持っているんです。彼はチームのことを深く考えています。彼はみんなを大事にします。だからとても感謝しています」(大分端折りました)
やっぱり、ミンソンはジュンヒョンのこともよく見ているんだよな。
ジュンヒョンの、人目を引かずにはいられない面白さというのは、間違いなく貴方のスター性であって。
そのスター性をどんなに得たくとも「華がない」と言われ、芸能人として芽が出ず、夢を諦める人もいる。
どんな貴方も素敵だよ。
少なくとも自分はそう思うよ。
~~~ここからは推しをダシにした、推しとは一ミリも関係のない音楽の話~~~
ボーカルトランスの全肯定ソングというのが大好きで、すぐ自分の推しに重ねながら聴いてしまう。そんな話を過去ここでしているのですが
TIOTデビュー100日を過ぎ、最近聴いている曲がこれ。
推しとファンが並走している曲のように聴こえるんだよ。
ブイブイ言わせている今のアーミンのライブからアルバム「Intense」を振り返ると、Intense名曲多い。
このアルバムから出たメガヒットは
まぁ、これを見たくなるってことだ。IntenseツアーのArmin Only。
ちょまっ、この時のThese Silent HeartsってTrevor Guthrieが歌ってるんか!?(さすがにBTは呼べなかった)
サウンドクラウドのRave_onアカウントには2008年のArmin Onlyの音源があるけれど、5時間のフルライブ音源。これは中々聴く時間がとれないな・・・ただでさえこの頃の他の音源も聴きたいのに(聴けずに溜まっている)
「大好きなIntenseの曲。最近はめっきりライブで流してくれないしなぁ」と悲しく思いながらライブ動画を漁ると、アーミンのDJではなく
DJは割と来日してくれるけど、フィーチャリングしている女性ボーカリストって来日してくれないなTT。
HALIENEHALIENE