音のきろく

UMFJ一日目のハイライトですか?そらもうI Live For That Energyよ!!!

貴方の話を聞きたいんだ

Q「またホン・ゴニにファンレターを書こうと思ったって?」

n-miharu.hatenablog.com

↑の過去記事で、TIOTが音楽番組に出た時にクム・ジュンヒョンがファンからの手紙を読んでいると言っていたのだけれど、

その後、ホン・ゴニもチェ・ウジンも意外とファンレターを読んでるんだな?と知って*1

それでまた手紙を書こうかなと思ったんだ。

 

だけど・・・

楽屋での待機時間や夜寝る前のわずかな時間に読んでいる手紙だったら、さらっと読める韓国語の手紙だよな・・・

何か、上手く書けない(激重の予感)

 

そうだ。このブログは元々、届かない手紙を書いているようなものだった。

n-miharu.hatenablog.com

いくら彼らが「ファンレターを読んでます」と言ったって、嘘だとは思わないけれど、だからと言って自分の手紙が本当に韓国に届いているかどうかを確かめることは出来ないのだし。

 

 

大して知らない自分のK-POPの知識はサバ番が基準で、そしてこのブログは高等ラッパー4が大好きなので、

自分のK-HIPHOPの基準というのは高等4でザ・クワイエットが話した「ヒップホップは自分の話をするもの」だったり

チャンモが言った「ラップというのは正直、上手くやることも大事だけど結局はメッセージじゃないですか」だったりする。

[#고등래퍼4] 멘토 코멘트 모음.zip - YouTube

 

自分は以前、クム・ジュンヒョンに聞きたいことはたった一つと書いたけれど、

それをいうなら、TIOTのラッパーであるホン・ゴニに望んでいることもずっと一つだけかもしれない。

 

上手じゃなくてもいい、綺麗じゃなくてもいい。言葉がつかえたっていい、貴方の話が聞きたいんだ。

 

 

以前に、クム・ジュンヒョンがインタビューで語ったことが印象に残っている。*2

『ROCK THANG』は ミンソンさんとジュンヒョンさんが作詞に参加したそうですが、どのようなことを意識して歌詞を書きましたか?

ジュンヒョン: 僕からお話しますね。『ROCK THANG』のパフォーマンスもそうですし、歌詞もそうですし、歌を歌うのもそうなんですが、僕たちTIOTメンバーがやらなければならないことは、TIOTメンバーの経験や言葉を入れることでTIOTとLOTIの世界をつなぐこと。「共感」なんです。

なので歌詞の中に少しでもTIOTメンバーの話をとり入れてみようと努めました。

やっぱりジュンヒョンは凄いんだよな・・・

このROCK THANGでクム・ジュンヒョンが作詞をした部分

If you think I can not survive
(Not survive)
지켜봐, what I do, yeah
Heart is beating, now me worth it

だったり、

少し前にweverseで歌ったというdori「The Star」を聴いた時も思ったけれど、

youtu.be

いい曲なんだよなぁ。

サビの계속해서 나를 바라봐줌 안돼죠"、ここのニュアンスが難しかった。直訳だと意味が取れないから多分反語だと思う。

反語にすることで、オズオズと、それでも願わずにはいられない切実さが伝わってくる気がする。

 

これらの歌詞を歌うクム・ジュンヒョンを見ていると、自分の中で重なるものがあって。

ステージに立つ自分を見ていて欲しいという強い気持ちと、その裏返しの、見捨てられたくない忘れられたくないと恐れている感じを凄く受けるんだ。

 

それを言うなら彼がEXO「Don't Go」を歌った時もそうで。

Boys Planetを終えた時、彼がCrush「Don't Forget」を引き合いに出した時からもう一年が経つけれど、

一体いつまで彼に「行かないで」「忘れないで」と思わせてしまうのだろう。

無力だ・・・本当に、無力だ。

 

TIOTがなのかクム・ジュンヒョンがなのかは分からないけれど、自分の知っている他のアイドルとひどく違うなって。むしろ今の方が強く思ったりする。

自分がイメージするアイドルは、例えばヨントンだったりファンに向けて「ずっとそばにいるよ。貴女だけだよ」と、営業ででも愛を振りまいてくれる。

なのにジュンヒョンは「行かないで。離れないで」。それに対してファンは「行かないよー。泣かないでー」、何だか逆だ。

 

以前「貴方はいつもよくやっているよ」と幾ら言っても彼には届かないのではないかと、そんなことをキム・ミンソンに対して思うと書いた。

n-miharu.hatenablog.com

同じように。

「ずっと傍にいたよ、忘れていないよ」と言っても、その言葉はジュンヒョンに届くのだろうか。

n-miharu.hatenablog.com

 

彼が長く芸能界にいて、子役からそのまま俳優になるのではなくステージに立ってやりたいことが明確に分かっていて、長く芸能界にいるからこそ人気がなくなっていくとどうなるのかを、周りを見て知っているのかもしれない。

彼のパッと目を引く明るさや面白さという華やスター性の裏にある、繊細さや思慮深さという対比的な面に自分は魅かれるのだけれど、まぁジュンヒョンは自分には難しいよ・・・

あ、また、ホン・ゴニの話からクム・ジュンヒョンの話に、話がずれてしまった。

 

 

サイン会だったり、インタビューだったり、あるいはYouTubeライブや、weverseだったり、貴方達がたくさん関わろうとしてくれるおかげで、TIOTのことをもっと知りたくなったら触れる方法はたくさんあるけれど、

けれどやっぱり自分は、貴方達が一番打ち込んでいるであろう、そして貴方達が一番見せたいものでもあるであろう、ステージとパフォーマンスから伝わってくるものを受け止めたい。

 

貴方達はいつも「もっと成長して、いいものをお見せしたい」と、それこそROCK THANGでキム・ミンソンが作詞をした"We get better Day by Day."を、インタビューの度に聞いている気がするけれど、

同時期にデビューしたアイドルグループも皆上手い人たちばかりで、

そんな中で忘れられないように活動を続けていくために、今よりもっと上手くならないと頑張らないとと、時に思い詰めることもあるのかもしれないけれど、

 

どうか、恐れないで。

かっこ悪いと思ったり、泣いたり、うろたえたり、見せたくない知られたくないと思う感情を、ファンに見せてしまうことを。

貴方達の曲、Bungeeのように、飛び込んでも大丈夫だよ。

きっとファンは受け止めてくれる。多分大丈夫、みんな優しいから

(ただし俺いがーい←メタルマクベス

 

Fair is foul, and foul is fair:
Hover through the fog and filthy air.

未来は未だ見えず、荒れ地を進む貴方達へ。*3

 

 

 

(最近ミンソンさんはピアノ演奏を披露していて、これはもしかしたら作曲もしているのではと思うんだよな・・・イェチャンと同室というエピソードを話した時「でも僕は作業室にいることが多くて宿舎はただ寝るだけ」とも言っていたし)