原子少年2もSCOOLも終わってしまった。
無性にA級戦場のビハインドを見直したくなったんだ。
A級戦場は2021年に台湾で行われた男子アイドルグループサバイバルオーディションです。
台湾で行われた男子アイドルグループサバ番は、A級戦場(2021年)→原子少年(2022年)→原子少年2、SCOOL(2024年)という順。
原子少年の放送が終わっても、A級戦場はしばらくの間YouTubeでフルで見ることが出来ました。しかも日本語字幕付き。
現在公式YouTubeチャンネルには、本放送前の街頭での公開オーディション、参加者自己紹介、初回評価、ダンスプラクティス動画、ステージ動画、各種ビハインド、デビューメンバーALL IN 5のビハインドやバラエティーコンテンツの動画が残っています。
(bilibiliには今も本編動画があるかもしれん)
今でも時々見に行くお気に入り動画。
A級戦場コンサート、楽屋で盛り上がるうそ発見器。
ああ、ここに皆がいる。
康平、劉凱杰、黃崇峻(原子少年2)、徐承宏(FUTURE IDOL)、何昌霖、林劉世楓(真星製造研究所)、吳承恩(ALL IN 5)
林裕城(陳麒文。SCOOL)の名も出てくる。やっぱりA級戦場の皆のことが今でも大好きだ。
アーロンさんのスキャンダルのことは、自分はよく知らなくて。
自分にとってのアーロンさんは気さくで涙もろいA級戦場のお兄さん。
思えばSCOOLでもメンターの羅志祥が語っていた。
「私と同じ間違いをしないように」
https://youtu.be/vqk32yIWVVw?si=RedfCUh0-nRYQQUg&t=33
(SCOOL EP7 0:33)
羅志祥さんのスキャンダルも自分はよく知らない。
でも、アーロンも羅志祥も今でも大スターだ。
過ちを反省して、今でも大きなステージに立って、光を浴びている。
シグナルソングセンターも務めたSCOOLの有力練習生、林子宸の恋愛スキャンダルが番組放送中に発覚しました。
番組制作者であり、デビューグループの所属事務所になるであろう天空娯楽がこれに対し「番組最後のコンサートには参加するが、デビュー決定の投票には参加できない」と発表。
天空娯楽の声明が掲載されたニュース。
我們相信,作為藝人,除了專業才能外,還應在公共領域中擔任榜樣角色,為粉絲與社會樹立正面形象。
(私たちは、アーティストとして、専門的な才能だけでなく、公共の場でもロールモデルとなり、ファンや社会にポジティブなイメージを与えるべきだと考えています)
「うちはこういうポリシーに適ったアーティストと契約したい」と天空娯楽が打ち出せば、それは正論そのもので、ぐうの音も出ない。
ただこの件に関し、天空娯楽の声明もそうだったけれど、自分が見聞きした大人の見解が冷静な頭脳と温かい心を持ったコメントが多く、少し救われたところがあった。
ALL IN 5のマネジメントもてがけた芸能事務所、真星製造研究所の代表、曾琴。
林裕城(陳麒文)がALL IN 5を脱退しSCOOLに参加してから、彼女はずっと自分のスレッズでSCOOLの麒文を追っていた。
裕城がSCOOLに参加すると知った時、自分は大きなショックを受けたんだ。
せっかくデビューしたのに。裕城はALL IN 5を見捨てたんだとまで思った。
でも、曾琴はずっと麒文を応援して下さいと言っていて。
ALL IN 5を脱退した後に彼がSCOOLに参加することも知らなかったと言っていた。
ALL IN 5を脱退したことは円満退社だったのかな・・・時には温かく時には熱い、母のような曾琴のコメントを読むうちに、自分の頑なな心も少しずつほぐれていった。
このコメントを読んだ時、少し泣きそうになった。
我跟麒文沒有實質上工作關係了,我們 都沒有想到他會參加一檔新的選秀,更沒想到這節目在我回三立之後,是我第一個監製播出的節目,有時候緣份真的很奇妙。
(私はもう麒文と実質的な仕事上の関係を持っていません、私たちは彼が新しいタレントショーに参加するとは思っていなかったし、三立に戻った後、この番組が最初に制作する番組になるとは思っていませんでした)
狭い業界と言えばそうなのかもしれない。
でも、数奇な運命。
曾琴は完全娯楽のプロデューサーもしたことがあるというキャリアを持っていて。
おそらく真星製造研究所がなくなった後、三立都會台に戻ったことが伺えた。
高雄アリーナで行われたSCOOL最終回の生放送は画像が途切れたり色々ハプニングがあったと聞いたけれど、彼女はそれについても同情的でスタッフをねぎらうコメントを寄せていた。
そして、子宸のことについても。
我想說子宸很幸運
1.是在成團之前爆發事件,這避免了成團後會造成的輿論影響,也避免了因此影響團員。
2.他現在還年輕,我相信他這次真的有得到教訓了
(中略)等他沉澱反省,我想大部份的人都願意再給他一次機會的,是嗎?
子宸是個好苗子,人在年輕時難免犯錯,若能改過,又何嘗不是一個好的示範呢?
アイドルグループのマネジメントをしていた人の実感のこもった言葉だと思ったし、
そう、もし子宸がグループのメンバーとしてデビューした後にこのスキャンダルが発覚したとしたら、たくさんの予算をかけた大きなデビュープロジェクトは論争の中、頓挫したことだろう。
彼女は「むしろ、今分かってラッキーだった」と言うんだ。
その上で、彼はこの若さゆえの過ちからきっと教訓を学んだだろう、彼が落ち着いて反省したらきっと再起のチャンスを与えてくれますよね、そう言うんだ。
芸能界のスター達を長く見てきた人の、冷静で愛情深い言葉。
子宸、あなたが掴みかけたチャンスは、ここではなく今ではなかったけれど。
それでも、今でもあなたを応援している人がいるよ。
自分だってそうだ。
やり直せるよ、きっと。
待っているからね。きっとまた、どこかで会おう。