前回
原子少年土星の黄威任が出場している台湾のラップサバ番「大嘻哈時代2」が始まりました。
応募者2000人→対面審査456人→本編放送80人→ここから初回審査で60人になります。
1/7から放送開始。現在EP1上下がupされており、MC部分は日本語字幕有＋チャプター有でYouTubeに上がっています。イントロダクションの映像クオリティも高い。しかしラップ部分はさすがに日本語字幕は難しかったか。ですがこれなら十分追って行けそうです。MTV台湾サンキューな！！
（大嘻哈時代2にこれが出来て、原子少年にこれが出来ないということはさておき）
自分、上の過去記事で審査員に頑童MJ116から誰か来て欲しいと書いたのですが、斜め上のチョイス来ました！！
wiki見て頂けました？
過去にはMC Hotdog、蛋堡、頑童MJ116とも共演した、彼らとも繋がりのあるプロデューサーです。SMTM11のR.Teeさんを見た時も思ったけど、プロデューサーにイケメンが多いのって何でだろうねｗ
自分、蛋堡についてはここで少しだけ書いているので、もちろん蛋堡が審査員でも良かったのですが・・・
こちらのwikiも見て頂けました？
台湾4大ヒップホップレーベルとも言われる顏社企業（KAO!INC.）のレーベル創立者迪拉胖です。蛋堡はこのレーベルに所属しています。
ドメインからしてかっこいい、顏社企業のクッソカッケーのにクッソ分かりやすいHP。そしてこのカッコイイHPに可愛いグッズ紹介ありｗ
シーズン1のwikiを見たところではフィーチャリングステージもあったようなので、これは蛋堡や頑童MJ116の客演来るな。期待してます。
で、ここまでは審査員いい面子だなとウキウキしていたのですが。
このEP1の初回審査、最初は面白かったのに、後半ダレちゃって・・・
以下好きだった出場者と注目選手。
19:59 +How
ラッパーじゃないんだよ、R&Bシンガー。でもそれが滅茶苦茶上手い。ラッパーっていうと違うんだけど、まぁ上手い。結果はALL PASS。しゃーない。
22:40 AMILI
シンギングラッパー。ビートチョイスも好みながら、声質は全然違うけどフロウが高等4のパク・ヒョンジンみたいで。えっALL PASSじゃない？迪拉胖がFAILだったのも意外。この人結構PASS出しているので。
25:15 C.Holly
HURの推しラッパーなんですが、素人の自分が聴いても明らかによくなかった。1PASS。迪拉胖がPASSを出しました。
29:35 阿夫
S1から続いての出場。個人ステージの再生数からも、このシリーズでは彼が認知度が高く人気があることが伺えます。ですが・・・自分の好みとしては「手堅い。下手ではないけど」ぐらい。ふーんALL PASSなんだ、ふーん。
32:14 EAERAN
東京生まれ台湾育ちのアイドルデュオ。色々あるんだな・・・彼らも2000人のオーディションから勝ち残ってきたのか？
ツイッターの方が情報速い。
結果は1PASS。うん・・・
35:45 Majin
女性ラッパー。ビートは自分の好みじゃないけど、冒頭からもう分かった。これはSMTM11でいうドンマリク。この回で繰り返し聴いたのは彼女のステージだけ。
彼女がALL PASSでなかったらこの番組の基準を疑う。ALL PASSでよかった。
32:34 FARMAR
フルで流して欲しかった。ビートもラップも凄く好き。ALL PASS。この回の自分の一推し。
→後日個別にフル動画を上げてくれた。そしてこの個別動画にはリリックにも日本語字幕がついてる！やるなぁスタッフ。
38:04 DREWがALL FAILで脱落、42:19の五木が1PASSの後、来ました・・・
45:50 Sheng Tai
「彼は日本人ラッパーです」という紹介の後でステージを披露したのですが
こいつむかつくｗこれかっこいいと思ってやってるのかなｗｗ
えっALL PASSｗｗｗ納得いかないｗｗ
この後のステージで、はやく自分に「すみませんでした」って謝らせて下さいねｗｗ
52:48 RPG
自分、オールドスクールとかブーンバップはよく分からんけど、彼は落としちゃダメだろと思った。ALL PASS。
このあたりからちょっとダレちゃって。自分の好みだったのにALL PASSじゃなかったりで。
1:17:52 林潔心
ALL PASS。彼女はAKB48 Team TPのメンバー。個別ステージ動画でも圧倒的一位の再生数ですが、個人的には悪くはないけどそこまでは。
1:20:09 Win Z（黄威任）
2PASS。陳星翰と迪拉胖がPASSを出しました。なるほど・・・。やっぱり元々ラップ一本でやっている人の中に参加するサバ番だから、強敵多いな。
何度もサバ番に出ることの回鍋に対し、ルーキー＝新秀ということをこの番組のビハインドで知る。
これねー、初回80人→60人から開始って、はっきり言って多すぎる！ダレる！40名→20名。あるいは20名から開始でもいい。
このEP1で初回審査前半ですからね。さらにEP2の放送がある。長い！予告ではS1に出ていた青蛙なども放送予定と言っていましたが。
SMTMは応募者一万人越えで、二次1分審査までサクサクバッサリの編集で放送していたなぁ。
初回審査で80名→60名へ。これって、SMTMみたいに1PASSでもPDにピックアップされたら通過っていうんじゃないんだよね？
脱落者20名はどうやって決めるんだ？ALL PASSから優先通過なのかな。だとするとALL PASS以外はかなり厳しいのでは。結構、ALL PASS多い。
「前シーズンはどういう流れ？SMTMみたいにPASSを出したプロデューサーと組んでのチーム戦になるの？」と、改めて公式にあるシーズン1のアーカイブとwikiを見てみた。
初回審査がそもそも三人での審査でなかった・・・参考にならず。
シーズン2は1より参加者が増えてそう。シーズン1の一次審査は100秒ラップ。66名から開始、9名が脱落。66名の内訳は、公募37名シード選手29名とある。
これ、シーズン2も有名出場者はシードだったのかな。威任も？
阿夫、Melo Moon、RPG、青蛙、阿法などシーズン1に出ていた面々もおり、大嘻哈時代シーズン1を見ていると多分解像度がぐんと上がる。
がしかし、シーズン1のアーカイブは今もYouTubeで見られるけれど、本編は字幕無。
なのにビハインドは字幕有（なぜ）
ビハインドだけ字幕有ってずるくね？8割方コワモテ男とギャルしかいないのに、ワチャワチャしていて仲良くてｗこれ本編に字幕ついていたらなぁ。
サバ番はセミファイナルが一番面白い。大嘻哈時代も然り。
大嘻哈時代のセミファイナルはかっこいいビートが多かった。14人→決勝7人になるEP9～EP10にあたるところ。
優勝者YoungLeeのセミファイナル。個人的にはファイナルより好き。
グライムっぽいチリチリとしたビート。高速ラップをかまして欲しかったなぁ。SOWUTも決勝に進出しました。*1
同じく決勝に進出した韓森。見た目はキワモノっぽいけど、ビートはソリッド。
正直、ラップスキルはよく分からない。でも、とにかく自分好みのミニマル・ソリッド・ダークなビートが多かった。くっそかっけぇ。
ビートメイカーを凄く知りたかったんだけど、クレジットが多く複雑でよく分からない。韓国みたいにPD誰々だったら分かりやすかったのに。
それで大嘻哈時代のwiki、第一集の出場者一覧を上から見ていたのですが・・・
Macdella、EyeballRay、SheATH（廠牌 Multiverse）
「・・・はぇ！？」
「探していたんだよ君たちのことを！」
↓台湾のヒップホップクルーMultiverseを探して、ブリストルのアンビエントレーベルに辿り着く。
YouTubeから探せばよかったんだな。
まさに灯台下暗しとはこのこと。
もう、台湾の音楽の話は全部頭に「何沼（何を選んでも沼へと続く道）シリーズ」とつけようかな・・・
次回
*1:2023/2/25追記。最近出た新曲がまた素晴らしい。
