「誰も見てないサバ番後追いするのやめな~?」
(日プ2、「出来ないことを有利に使おうとするのやめな~?」のKENZO先生の口調で言ってみて下さい)
ツェワン・ノルブの「魔法」という曲が凄くいいんですよ!
もうツカミのイントロからしていいよね。
ドレッドヘアに星のヘアアクセサリーをつけたスタイリングも大正解。
え、これ自作曲!?
どこかで買えないのかな・・・
この「
(さすがに四川TV公式にはなかった。見たい人は探してくれ。色んな人がフル動画を上げている。欠けてるエピソードもあるけどYouTubeでもほぼ全話見られる、今のところは)
何でもサバ番にするなwww
中国語全然分からないけど、何か字幕で何かの10周年記念番組って言ってた気が。
そんな記念すべき番組が、低予算っぽいスタジオのサバ番でいいんかww
CM用の別撮りでなくて、全員入場完了後のスタジオでそのまま牛乳のCMやらせるのやめてww腹痛いwww
しかしさすがサバ番フォーマットは世界共通。第一話のツカミは他のサバ番と比べてもかなりいい!
まずは皆さんお顔がよろしくて。このお顔に麗しい民族衣装での登場。
名前・年齢・出身地、チベット民族衣装姿(皆衣装が違う)の紹介画像が全員につくのがいい。
なんとシグナルソングもあったww
14:20~ぐらいから。
民族色とトンチキは紙一重。え、その服その袖で踊るんww
でもサバ番のシグナルソングってどれも妙に出来がいいよねwこの曲もサビが変に記憶に残る。
そしてどんなにトンチキなシグナルソングでも、サバ番が終わる頃には聴くだけで感無量になるんだよ。知ってる。創造営2021で知ってる!
(日プ1も日プ2もトンチキシグナルソングだったよな・・・本国プデュS2のナヤナですら結構アレだった。もう誰も何も言わないけど。何か名曲扱いになってるけど。みんな目を覚ませ)
かようにツカミは非常にいい感じだったんですが、これがステージ披露になると途端に・・・
まずネイティブのチベット民謡、自分の好みからはやはり離れていて聴いてて厳しい。
ラップやアイドルっぽいポップなステージもあるんだけど、正直ちょっと拙い。
その中でツェワン・ノルブは目を引く。
何だろ、この人の自作能力、アレンジ力のよさっていうのかな・・・
སྐབས་གཉིས་པ། ༼བོད་ཀྱི་སྟག་ཤར་གཞོན་པའི་གླུ་གཞས་འགྲན་བསྡུར་༽ 藏风美少年第2期: - YouTube
彼の初回評価は17:00~ぐらいから。ラップパートかっこよかった。
初回評価は自己評価でTOP10の椅子に座っている出場者を指名して対決。勝てば席を奪取、負ければ入れ替えという中国サバ番で割と見る方式。奪取・防衛とも彼は成功し、結果は9位。
第一次公演。プデュでいうグループ評価。4人×10グループのグループ対決。上位10名から順位順にグループメンバーを順番に選んでいきます。最初に1位の人が1人選び、次に2位の人が1人選ぶ・・・10位まで一人ずつ選んだら、また1位の人から2人目を選ぶ、これを4回繰り返す。
そしてグループメンバーの初回評価の合計点で曲を選ぶ順番が決まります。10曲のうち2曲は自作曲。
ツェワン・ノルブが最初のメンバーに選んだのはR&Bジャズシンガーのおデブちゃんこと斑鳩君(EP1 1:36:07~ぐらいから)彼、ツェワン・ノルブの初回評価をノリノリで聴いてた。この初回メンバー選択、後々結構決め手でした。
以後の公演は同じメンバーでの披露となり、公演での下位グループには淘汰と解散が。解散したグループの残留メンバーが他のグループに加入し、次の公演を行うというルール。勝ち進むグループはメンバーが増えても、メンバーのシャッフルはないんです。最初に組んだメンバーは勝ち進む限りずーっと同じメンバー。
プデュとか見てるとすーぐアベンジャーズチーム作りたがるけど、ツェワン・ノルブはそうしなかった。順位的にそうできなかったというのもあるけれど、自分の志向と似ている音楽性の人を、人気が出そうな容姿よりも優先して選んだんですね。賢い。
彼自身は9位だったにも関わらずグループメンバーの合計点が一番低かったために、彼のグループは一番最後に残っていたロック調の曲を一次公演で披露することになります。これ後から振り返ると中々貴重。彼は元々R&Bのシンガーソングライターなのでロックのパフォーマンスというのが珍しい。
བོད་ཀྱི་གྱོན་ཆས་དང་ ། བོད་ཀྱི་ན་གཞོན།། 藏风美少年。第四期 - YouTube
1:31:20~ぐらいから。
冒頭、鞭を床に打ち付けてパーンという音を出すという演出アイデアを出す彼。彼を兄ちゃん、先生と呼ぶメンバー達。穏やかに練習は進んでいき・・・
本番のステージでおっと思ったのは、大事な歌い出しのAメロとそれに続くBメロをメンバー決めの時の3巡目4巡目(4巡目の時は残っているメンバーが二人しかいなかった)のメンバーに託したこと。確かにノルブと斑鳩君はR&Bシンガーなので声質がソフトなんですよ、シャウトって感じじゃない。
ステージングも、AメロBメロで彼らが歌う時はノルブと斑鳩君は後ろに下がっていて、サビを全員で歌うところで前に出てくる。そしてブレイクパートには斑鳩君がアイデアを出した、彼のデスボイスパフォーマンスが入る。ノルブこのステージでは、あまりカメラで抜かれてない。
この番組は終盤までずっとグループ対決で、しかもグループメンバーが増えこそすれシャッフルがないので、個人で得点を稼ぐというよりはグループで勝ち抜いていく、センターで目立つことよりもグループでの団結や一致が大事になってくる。
第二次公演「
作曲ツェワン・ノルブ。いいR&B・・・
新たに加わったダンスの得意なメンバーを最大限にいかしたダンスブレイク等、メロウな曲に存分にダンスの入ったステージング。ここでもノルブが色々とアイデアを出してる。彼がただ歌が上手いだけじゃなく、創作力やプロデュース能力に長けた人であることが徐々に分かってくる(余談だけど三つしかない椅子に5人で座るビハインド和む)
この後は探し出せなかったEPもあってあまり追えていないのですが、いつの間にか8人にまで増えたグループメンバーと審査員席の大御所っぽい女性シンガーとで民族色豊かな曲を歌ったりと
龚琳娜&才旺罗布队→藏语《志忑》气势恢宏. 藏风美少年 Ep10 - YouTube
順調に勝ち進む中での上記のソロステージ「魔法」だったようです。待機室で聴いているずっと苦楽を共にしたグループメンバー、斑鳩君を始め皆ノリノリなのが微笑ましい。
2021年春の番組でした。彼が中国好声音2021に出たのはこの後になるのかな。
明日之子も中国好声音2021もソロステージだったので、和やかでわちゃわちゃしたグループでのビハインドが見ていて新鮮だった。
たった一年前のことなのに彼はもうこの世にいないと思うと、胸が潰れそうになるけれど。