彼らの才能を愛する大人達

高等ラッパー4セミファイナル。

イ・スンフン(Trade L)が披露した「Supernova」と、キム・ウリム(D.Ark)が披露した「Cold」。

正直言うと、ちょっとテーマ被ったって思ったよね。

(「Supernova」のステージが終わった後で「勝てないかも」って冗談っぽく言ってるけれど、スーパービーも被ったって思ったのでは)

 

D.Ark「Cold」

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Trade L「Supernova」

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前にも書いた通り、自分は「Cold」よりも「Supernova」の方が音源としては好きなのですが(正直セミファイナルで勝負ついた気がする。イ・スンフンのファイナルの音源自分全然聴いてないもん)

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でもこの「Cold」、SMTM777からのD.Ark、チャンモ、ザ・クワイエットの三人の巡り合わせに思いを馳せながら聴くと実に泣けるんですよ・・・

 

SMTM777でのD.Ark初登場はそりゃあ鮮烈でした。そして彼はアンビションチームに入り、ここにチャンモとザ・クワイエットがPDとしているんです。

高等4の予選を勝ち抜いた先に、またこの二人がいるなんて何という巡り合わせなんでしょう。公募時点ではメンターの発表なんてまずしないだろうし。D.ArkにはMnetから声かけてたのかなもしかして仕込み(考えたくない)

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D.Arkの初回評価でねー、ザ・クワイエットが厳しいんですよ。

3:45~ぐらいから。「強いていえば直さなければならない部分がまだ直っていない」(ここで神妙に聞いているチャンモを抜くんだ、また)

そしてチーム決定の時、今回はデイトナチームであるザ・クワイエットは彼を選ばずチャンモは再び彼を選び、彼はアンビションチームへと入るのです。

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というのを踏まえたうえで、上の動画「Cold」を改めて見ると・・・

パフォーマンス中に何度か、チャンモとザ・クワイエットのリアクションがカメラで抜かれるのですが

SMTM777で同じくアンビションチームだった兄貴分スーパービーにD.Arkが肩を組まれた3:18から、チャンモの笑顔を映して、そして3:22。

(この順番で編集するってMnetいい仕事したな!)

ザ・クワイエット、黒眼鏡の奥でどんな顔して聴いてるんだろう(泣)厳父ザ・クワイエット、慈父チャンモ。

 

そして次に「Supernova」の方を見て欲しい。1:05、2:08のJay Parkの顔・・・

人よりも遅く音楽のキャリアを始めて、人よりもたくさんの曲を書いて「一年頑張って駄目だったら諦めるから」と反対する親を説得して音楽活動をする中で、Jay Parkに声をかけられハイヤーに入ったという彼の自伝的な曲。

「あの曲に出てくるヒョンって俺のこと」とJay Parkは自慢していましたが、あんた彼のこと泣かしたじゃんw

イ・スンフンの出席チェック(初回評価)

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沸きまくる高校生達(とサイモンドミニクw)をよそに、しっぶーい顔してるなぁハイヤーの皆さま方は。

得点が出て一礼した後、イ・スンフンもう泣きそうになっててよ。

Jay Parkも「なぜハイヤーに所属しているのか証明するほどのラップではなかった」って・・・

次の学年別サイファーでも、手放しで上手いと褒めてるサイモンドミニクのリアクションのよさとは対照的に、Jay Park今度は渋い顔というよりも心配そうな顔をしていて。全然笑わないんだもんなぁ。ダヒョンジンのWORKビハインド見た後で自分これ見たもんだから尚更・・・イ・スンフン可哀相じゃん。*1

 

「今までメールに『ヒョン、サランヘ』って書いてくれてたのに、高等ラッパーで泣かせてからサランヘって言ってくれない」ってJay Parkインタビューで言ってて笑った。女子かw

*1:余談だけど、Dr.DreWhat's The Difference」のビートにひるむ高校生達を尻目に「難しいビートだぞー」と言いながらさらっとキリングヴァースをラップするサイモンドミニクがかっこよくってな!ここ必見!